オンラインカジノって遊んで大丈夫なの??
オンラインカジノを始めるときに誰もが思うことですね。
ですが、最初はそんな心配をしていた人たちが今ではオンラインカジノを楽しくプレイしているのも事実です。
今回はオンラインカジノには違法性があるのか?合法性があるのか?について、また、オンラインカジノが現在の法律的にどういった立ち位置なのか?実際の現状を解説していますのでぜひ読み進めてオンラインカジノの理解を深めていきましょう!
オンラインカジノは違法なのか?合法なのか?
まず、オンラインカジノという言葉の響きで怪しげなイメージを持つ人が多いということは事実と言ってもいいでしょう。
カジノ=ギャンブルですから、賭け事という時点で良いイメージはないのかもしれません。
しかし、オンラインカジノは事業でありビジネスです。
実際にオンラインカジノの運営企業の中には上場企業も複数参入していて、有名どころでは欧州サッカーのスポンサーなどをしていますので、ユニフォームにカジノ名が大きくプリントされていたりします。
オンラインカジノを運営するためには運営しようとしている企業が、国や政府機関の厳しい審査を受け合格しないといけません。
この審査に合格したオンラインカジノ運営企業はライセンスが発行され法的に合法性をもったオンラインカジノとなりオンラインカジノを運営できるのです。
つまり、オンラインカジノは合法的に運営しているのです!
ライセンスを取得するためには半年以上の日数をかけ財務状況やゲームの公平性、決済などから企業周辺の関わりに反社会的勢力やマフィア的な存在がないか、なども審査されます。
⇒ オンラインカジノのライセンス制度の仕組み
注意!違法なオンラインカジノも存在する
ライセンスを取得している合法オンラインカジノに対して違法なオンラインカジノというものも存在します。
違法なカジノサイトでもし遊んでしまうとイカサマや支払いがされないなどの可能性だけでなく、犯罪として逮捕されてしまう可能性もなくはありません。
オンラインカジノでプレイするときはライセンスの身元がはっきりしたオンラインカジノを選ぶようにしましょう。
ライセンスの確認はオンラインカジノのホームページの下部にあるライセンスシールです。
このシールをクリックするとライセンスを閲覧することができます。
オンラインカジノでプレイするのは?違法?合法?
オンラインカジノが合法なのは理解できたけど結局、日本人がオンラインカジノでプレイするのは違法なのか?合法なのか?どうなのでしょう?
結論は「違法でも合法でもない」という状態になります。
なぜ違法でも合法でもないのかというと、現在の日本の法律ではオンラインカジノについて規定されていないからです。
ただし、規定されていないから違法じゃないとは簡単にいくわけがありません。
さまざまな側面からオンラインカジノでプレイするのは本当に違法じゃないのか、逮捕される心配はないのかを検証していきます。
「必要的共犯」という考え方
実は賭博罪の根本的な考え方からもオンラインカジノでプレイすることは違法とは言えない側面があります。
どういうことかというと、賭博は基本的に開帳者(胴元)とプレイヤー(賭博者)がいて成立する「必要的共犯」という考え方があります。
現状の刑法の日本の賭場の胴元を取り締まる「賭博場開張図利罪」では、海外ライセンスを持っているオンラインカジノの運営企業を取り締まることができないので本来の賭博の定義の胴元がいないような状況になってしまいます。
つまり、必要的共犯が成立せず賭博に当たらないという考え方になるのです。
不起訴になったオンラインカジノプレイヤー
また、2016年3月に起きたオンラインカジノのプレイヤーが逮捕された事件「スマートライブカジノ事件」では逮捕された3人のうち2人は略式起訴を受け入れましたが、1人が基礎を不服として裁判で争い不起訴を勝ち取っています。
この事件は過去に判例のなかったオンラインカジノでプレイすることで罪に問うことができないという証拠的な事件となりました。
⇒ オンラインカジノの事件簿(過去の事件と判例)
オンラインカジノが合法カジノだからプレイも合法というわけではなく、こういった背景から現状ではオンラインカジノでプレイすることは違法にならないという通説が非常に強い傾向にあります。
ただ、合法とも決して言えないことは理解しておく必要があります。
オンラインカジノを楽しむための最低限の対策
過去の判例からもオンラインカジノでのプレイが違法にはならないと判断がされていますが、プレイするにあたり最低限の対策ということもしておく必要がプレイヤー側にもあります。
対策とは遊ぼうとしているオンラインカジノについて以下の3つのことを確認するということになります。
- ライセンスの取得はしているか?
- 運営会社やサーバーが海外のものか?
- 日本人のみ対象としたオンラインカジノではないか?
ライセンスの取得を確認する
ライセンスの取得に関しては前項でも少し触れましたが、海外の国や政府などの機関から認可されている証明になりますので、必ず確認しましょう。
運営会社や海外サーバーかを確認する
たとえ、ライセンスを取得したオンラインカジノであっても運営会社やサーバーが日本のものであれば「必要的共犯」が成立してしまう可能性が出てきてしまいます。
運営会社やサーバーが海外のものかも確認しましょう。
海外サーバーの所在地はこちらのサイトで簡単に無料で確認できます。
日本人のみ対象のオンラインカジノではないかを確認する
日本人のみ対象としたオンラインカジノは、日本で違法性を問われやすいので注意が必要です。
前項で紹介したスマートライブカジノ事件でも、日本人に特化したサービスが逮捕の一因になっています。
確認方法ですが、カジノサイトで多言語選択があるかを調べることでわかります。
また、日本人ディーラーのライブカジノでのプレイは推奨できません。
日本人向けのカジノサイトと判断されてしまうからです。
このあたりにも注意を払いながらオンラインカジノを楽しみましょう。
まとめ
今回はオンラインカジノをプレイする上で把握しておきたい合法性と違法性について解説してきました。
オンラインカジノの運営自体はライセンス取得しているカジノであれば合法的に運営しているということ、プレイ自体は合法とも違法ともいえない状況ですが、実際には違法にならない状況が過去の判例からも色濃く出ているということです。
また、今だからこそオンラインカジノをプレイするにはチャンスのタイミングという考え方もあるようです。
とはいえグレーゾーンであることも間違いない事実ではあるわけですから、今後の法律面の動向も引き続きチェックしていきながらオンラインカジノと付き合っていくことが大切だといえます。
当サイトでもオンラインカジノの法律面でも最新情報を常に追いかけて更新していきます。